光アライアンス 2013年7月号
特集「レンズ機能拡散板の照明シミュレーション」掲載
執筆者:光機能製品開発支援機構/関 英夫
光技術の融合と活用のための情報ガイドブックである月間「光アライアンス」(日本工業出版)に『レンズ機能拡散to板の照明シミュレーション =照度ムラ解消・色ムラ解消・グレア提言事例=』と題した解説を寄稿(8ページ)されたのでご案内いたします
■記事内容
1.はじめに
LEDはダウンライトや展示会照明などの一般照明のほか、画像処理照明、検査用照明など多くの産業機器にの光源として組み込まれている。
このLEDは従来の光源と比べ小型、軽量、低電圧、長寿命などの多くの利点がある。しかし同時に狭小点発光に起因する眩しさ、照明ムラ、マルチシャドー、色ムラ、レンズ使用時の色収差など新たな問題も発生している。
今回、これらの問題を解決するのに有効なレンズ機能拡散板の照明シミュレーション事例について述べる。
2.レンズ機能拡散板による光整形技術
2-1 事例1 【コリメートレンズ付きLEDの照明ムラ改善】
2-2 事例2 【リフレクターによるLED照明ムラの改善】】
2-3 事例3 【RGB各色の混色事例】】
2-4 事例4 【4個LEDによるグレアの低減事例】
3.シミュレーションの手順
4.おわりに
一般用、産業用を問わず照明器具の開発時に問題となる眩しさ、照明ムラ、色ムラなどをレンズ拡散板に売り解決できる例は多い。
更に今回述べた照明シミュレーションソフトの活用は、実際の実験を行う前に結果がかなりの精度で確認できるため実験期間の短期化、費用の低減を実現する。
さらに開発期間の短縮は市場にタイムリーに製品を送り出すことを可能ととする戦略上、重要なポイントであろう。
製品については産業照明用レンズ拡散板:LSD及び照明シミュレーターCADをご覧ください。