光学設計を行う上で、最初に知っておく必要のある光学設計の基礎知識を一通り提供します。
- 講義項目
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近軸理論の利用法
如何に光学系を複数のレンズなどで構成するかは、この近軸理論をもってして最初に行われなければなりません。光学設計に独特の近軸理論について学びます。
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収差図の読み方
光学設計とは、近軸理論で構成を考え、そして、一般的にはどうしても発生してしまう収差と言うものを除去していく作業です。そのためには収差についての情報を的確に読み取る能力が必要になります。ここでは収差の状態を簡潔に表現する収差図というものの読み方について解説します。
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瞳
光学設計を始めると、意外とわかりにくい概念に、“瞳”があります。CCD素子等の撮像素子の性能を生かすためにも非常に重要なものでもある、光学系の“瞳”について考えます。
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周辺光量
結像光学系による画像の明るさの均一性について考えます。
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評価(SPOT DIAGRAMとMTF)
光学設計実務においては、レンズの性能の精密な評価手法としては非常に重要かつ、一般的なものであるSPOT DIAGRAMとMTFについて解説します。
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- 日時
- 2014年12月16日(火) 13:00~17:00
- 会場
- ちよだプラットフォームスクウェア(505会議室)
- 受講料
- 18,000円(税込)/名
- 講師
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牛山 善太先生
(株)タイコ代表取締役、博士(工学)、元東海大学工学部光・画像工学科非常勤講師 - 定員
- 20名
- 申込方法
- 光学設計講座お申込画面からお申込いただくか、FAX(03-3865-3318)にてお申込ください。
※FAX用申込用紙はこちら→ 14-02FAX申込用紙