光学設計、あるいは光学的なモノづくり技術のための重要な光学の基礎知識を提供します。
- 講義項目
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光線とは
光を光線と見なしその挙動を考えることは、光学設計などの実務的な面からは非常に重要です。光が広域に広がる場合も、細かく収束場合にもある程度の精密さで、光線による評価が可能となります。そんな光線について、ここであらためて考えてみたいと思います
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反射と屈折(レンズ、ミラー)
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回折と干渉(回折光学素子)
光が起こす最も基本的で顕著な現象として例を挙げ、ここで解説させていただきます
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幾何光学と波動光学の使い分け
上記の便利な光線も、特定の条件下では正確な計算結果を齎さ無くなります。そうした、光を波としては扱っていない、光線による幾何光学の適用限界について考えます。
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光エネルギーの足し算、コヒーレンシー
例えば、多数の光源で一つの領域を照明すれば、その領域における合成された明るさはどうなるのでしょうか?光学機器開発においては避けられないこの様な問題について解説させていただきます
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散乱と拡散
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偏光と吸収
ここでも光が起こす顕著な現象として例を挙げ、ここで解説させていただきます。拡散シートを考えたり、プロジェクター、或いは導光板を考えたりするときにも必要となる知識です。 -
コーディング技術
現代の複雑な構成のレンズ系にはコーティング、蒸着膜は必須のものです。こうした技術がどの様な発想に基づいているのか、ここに概説させていただきます。 -
光学的な色の考え方
色と言うものをどう捉えるかは、心理学的な面も含まれ難しい話です。しかし、色と言うものを、不完全ではあっても、一応は光学的に定量的に示す努力も必要かと思います。光学的な色の表現の仕方について説明させていただきます。
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- 日時
- 5月22日(木) 13:00~17:00
- 会場
- ちよだプラットフォームスクウエア(506会議室)
- 受講料
- 18,000円(税込)/名
- 講師
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牛山 善太先生
(株)タイコ代表取締役、元東海大学工学部光・画像工学科非常勤講師 - 定員
- 20名
- 申込方法
- 光学設計講座お申込画面からお申込いただくか、直接お問い合わせ頂けますようお願い致します。TEL:03-5833-1332