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68.体積ホログラムの回折効率を考える 5

68.体積ホログラムの回折効率を考える 5
今回も引き続いて厚さのある体積ホログラム(thick hologram)の回折効率(diffraction efficiency)を考察すべく、H.Kogelnik、参考文献[1]の結合モード理論(coupled- mode theory)(或いは結合波理論(coupled-wave theory)について解説させていただきたい。
なお、参考文献[1]とともに、その解説が丁寧に記されている貴重な邦文である参考文献[6]を参照させて戴いている。
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67.体積ホログラムの回折効率を考える 4

67.体積ホログラムの回折効率を考える 4
引き続いて厚さのある体積ホログラム(thick hologram) の回折効率(diffraction efficiency)を考察すべく、H.Kogelnik、参考文献[1]の結合モード理論(coupled- mode theory)(或いは結合波理論(coupled-wave theory)について解説させていただきたい。
なお、こまでと同様に本項においても参考文献[1]及び、その解説が記されている参考文献[4][5][6][7]を主に参照させて戴いている。
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66.体積ホログラムの回折効率を考える 3

66.体積ホログラムの回折効率を考える 3
前回に引き続き厚さのある体積ホログラム(thick hologram)の回折効率(diffraction efficiency)を考察すべく、H.Kogelnik、参考文献[2]の結合モード理論(coupled- mode theory)(或いは結合波理論(coupled-wave theory)について解説させていただきたい。
なお、これも前回に引き続き本項においては参考文献[1]の解説が記されている参考文献[4][5][6][7]を主に参照させて戴いている。
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65.体積ホログラムの回折効率を考える 2

65.体積ホログラムの回折効率を考える 2
前回から厚さのある体積ホログラム(thick hologram)の回折効率(diffraction efficiency)について考えさせて戴いている。今回からは数回に分けて厚さを持つホログラムを解析する際に有益で、多く用いられるH.Kogelnik、参考文献[1]の結合モード理論(coupled- mode theory)(或いは結合波理論(coupled-wave theory)について解説させていただきたい。
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64.体積ホログラムの回折効率を考える 1

64.体積ホログラムの回折効率を考える 1
今回から数回に分けて、いよいよ厚さのある体積ホログラムの回折効率について考えさせていただきたい。今回は体積のある媒質内での干渉縞の形成について検討し、そしてそこに再生光を照射し、信号光を再生することを考える。
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63.導体中の光波の進行・複素屈折率

63.導体中の光波の進行・複素屈折率
前回は波数k のより一般的な表示を行う際に必要になる、吸収などを含む、導体中の光波の挙動を表現する方程式について考えたが、今回はその結果を用いて、導体中の光波の進行について、また複素屈折率について解説させていただく。
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62.導体中のヘルムホルツの方程式

62.導体中のヘルムホルツの方程式
前回は厚みのあるホログラムについて考えさせていただいた。そこでは体積内に多層的な干渉縞が形成されることや、情報再生のためには、薄いホログラムの場合とは異なり、厳しい再生の条件が存在すること、つまり、複数のホログラム原稿が一つの体積ホログラム中に多重露光されていても、再生光照射時に角度、波長等において、それぞれのホログラムに固有の条件のみを満たすことにより、所望のホログラムのみの再生が可能になるという選択性が存在すること等について解説させていただいた。本連載、以降ではこの選択性、或いはBragg 条件についての考察を、さらに進めさせて頂きたい。そこで、最初に、波数kのより一般的な表示を行う際に必要になる、吸収などを含む、導体中の光波の挙動を表現する方程式について解説させていただく。
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61.厚いホログラムについて

61.厚いホログラムについて
本連載第5回においてホログラムの原理について触れさせていただいた。そこではホログラム平面内に干渉縞が記録される所謂、薄いホログラムの範疇でお話をさせて頂いた。今回はその続きとして厚みのある、体積のあるホログラムについて考えさせていただきたい。前回は予備知識として平面波について触れさせていただいたが、今回からホログラム媒質内の干渉についての解説を始めさせていただく。
1.厚いホログラム内の干渉縞について
  さて、ここで体積(感光材による)のある厚いホログラムについて考える。ホログラフィーとしての基本構造は本連載5回と同じと考えて頂いて差し支えない。簡便のために物体波ならびに参照波がともに平面波であるとする。感光材内の波数ベクトルをそれぞれ、k1、k2とする。波数ベクトルとは、波面の進行方向を向く、大きさ2π/λのベクトルである。λは媒質中の光の波長である。
  さらに、二つの波面はz軸と平行にし、二つの波面の進行方向を2等分するように、z軸と直交するx軸をとる(図1)[1]。
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株式会社タイコ 牛山善太

60.平面波の表現について

60.平面波の表現について
本連載第5回においてホログラムの原理について触れさせていただいた。そこではホログラム平面内に干渉縞が記録される所謂、薄いホログラムの範疇でお話をさせて頂いた。その続きとして(大分、時間が経ってしまったが)厚みのある、体積のあるホログラムについて考えさせていただきたいのであるが、今回はそのための予備知識として平面波について改めて触れさせていただく。本連載においてはたびたび登場し、非常に重要な“平面波“であるが、これまでそれ自体についての解説は行ってはいなかった。反省しつつここに記させていただきたい。
1.正弦波の表現
   
正弦波は最も基本的でシンプルな波動の一つである。この正弦波が、x方向に速度vで進行する場合は…
光学設計ノーツ60.平面波の表現について 全文を読む
株式会社タイコ 牛山善太

59.キルヒホッフの回折積分式2

59.キルヒホッフの回折積分式2
前回から実用的な回折振幅・強度計算の基礎となる、キルヒホッフ(Kirchhoff)の回折積分式について、ヘルムホルツ(Helmholtz)方程式から出発して述べさせて戴いているが、今回はヘルムホルツ-キルヒホッフの積分定理について、引き続いて解説させて戴く。
1.ヘルムホルツ-キルヒホッフの積分定理 ②
前回(1)式のヘルムホルツ方程式….
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株式会社タイコ 牛山善太

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