光交流会 268回オプトフォーラム
講師 名雲技術士事務所 名雲 文男氏
7月20日(水)板橋区立グリーンホールにて開催された第268回光交流会オプトフォーラムは「CCD, CMOSセンサ:過去現在からセンサ未来図を透視する」と題して大手電子機器メーカーでCCDの初期開発から担当され数々の名機と言われるカメラユニットおよびカメラを世の中に送り出された現 名雲技術士事務所 名雲 文男様にその経験をベースとして作成いただいたCCD, CMOSに関する膨大な資料を元に熱心に講演いただいた。
講演は1時間40分以上に及んだが 皆、時間も忘れ過去から未来に渡る貴重な話、特に画素の限界と回折限界、無限にピントが合うEDoFなどに真剣に聞き入っていた。
講演の要旨:「CCDが撮像管に代わって映像の世界が一変した=ビデオカメラ、デジタルカメラ—-。CMOS がCCDに代わって画像の世界が大爆発する=誰でもカメラ、何でもカメラ—-。巨大市場の携帯電話とゲーム機が後押ししてCMOSセンサと画像の技術革命が始まった=EDoF、TOF、未来の単眼3Dカメラ—-。ガリレオから続く光学技術にもその変化が強要されている。いわばセンサ、カンブリア紀の到来である。自称CCD歴史の生き証人がその過去を振り返り、現在を踏まえて独断と偏見をもってセンサ未来図を透視する。
なお名雲様は大手電子機器メーカー退任後も以下の通り正に“CCD”と共に歩まれています。
東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV=地デジ9ch)常務取締役、技師長。業務用カメラメーカー(株)シーアイエス 常務取締役、CTO JIIA(日本インダストリアルイメージング協会)副代表理事。現在、名雲技術士事務所、JIIA監事
担当幹事:関 英夫