A
PdPd
ss
sski
v
vJ
PIPI
QIQI
QQ 21
2
1
21
21211
21
21
2112
exp2
1
,
(4)
となる。
ここで、瞳中心から光源像への見込み半角α’を用い、光源面上の点 P1とP2の像面上におけ
るにおけるこれらの点の共役点 P’1,P’2の間隔を d’として、
sin
2
0
d
n
v (8)
であり、像界の屈折率をn’を用いて真空中の中心波長 0
を用いて表記してある。
さてここで、本連載前回考えた Hopkins の公式の以下の形、
dSPSUPSU
PIPI
KK
KK
PP
21
21
21
21
2112 ,,
1
,
を考えるとき、この式における入射瞳、射出瞳間の透過関数 K1,K2の位相の変化が(4)式に
おける 21 ,
で表され、これら透過関数の位相項が(4)式に含まれていることにより、複素
コヒーレンス度が照明系の収差に影響されることが分かる。なお、強度
I
(Q’’1)は、(4)式に
おいて Q’’2をQ’’1に置き換え、μ12(Q’’1,Q’’1)=1なる関係より(4)式から計算できる。
I
(Q’’2)
についても全く同様である。
2. 参考文献
1) M.Born & E.Wolf : 光学の原理Ⅲ、第 7版/草川徹訳(東海大学出版会,2005)
2) 小瀬輝次:フーリエ結像論(共立出版社、東京、1979)
3) 牛山善太:波動光学エンジニアリングの基礎(オプトロニクス社、東京、2005)
4)Emil Wolf :Introduction to the Theory of Coherence and Polarization of Light
(Cambridge University Press,Cambridge,2007)