1.
transmission cross-coefficient の導出
ここで、物体面上の複素コヒーレンス度を考えると、本連載第32回(11)式よ
り、
22221111
212112
2112
,,
,,,
,
DDDD
DDDD
YXJYXJ
YYXXJ
QQ
-(1)
ただし、
11
2
111111 ,,,,, DDDDDD YXIydxdYXyxAYXJ
-(2)
22
2
222222 ,,,,, DDDDDD YXIydxdYXyxAYXJ
であって、物体面上における、それぞれの単独の点における強度を表す。
ここで、本連載 33 回ファン・シッター-ツェルニケの定理(16)式の場合と同様に
μ12(Q1’、Q2’)が、点 Q1’、Q2’の距離のみに依存すると考えると、
2121122112 ,, DDDD YYXXQQ
-(3)
となるので、(1)式は、
212112212112 ,,,, DDDDDDDD YYXXKYYXXJ
(4)
と変形できる。ただし、
22221111 ,, DDDD YXJYXJK -(5)