11111112 2exp,, dydxYyXxiyxoYXJ DDDD
222222 2exp, dydxYyXxiyxo DD
2
,,, DDDDDD YXOYXOYXO (39-12)
における、瞳上の
x
1,
x
2座標について考えてみよう。(39-7)式
1111111111 2exp,, dydxYyXxiyxoYXO DDDD
(39-7)
2222222222 2exp,, dydxYyXxiyxoYXO DDDD
の通り、物体面空間座標とのフーリエ変換の関係により、
o
(
x
1,
y
1),
o
*(
x
2,
y
2)は物体振幅透過
率分布のスペクトル、および、その共役スペクトルを表しており、(
x
1,
y
1),(
x
2,
y
2)は、瞳面上
の座標であると同時に空間周波数を表している。また、TCC は一定の空間周波数のみから
決まるのではなく、2種類の{(
x
1,
y
1),(
x
2,
y
2)}なる空間周波数同士の組み合わせで表現され
ることになる。従って、多くの周波数成分を持つ物体を扱う時、(39-11)式の強度の計算
においては、全領域における TCC の(
x
1
y
1),(
x
2,
y
2)の総ての組み合わせについての積分が必
要になり、前回40回における(8)式、
dydxyyxxfyyxxfyxs
K
K
CyxyxR E
2211
2
2211 ,,,,,,
(40-8)
を鑑みても計算量は膨大となることが分かる。
しかし、像の再現ではなく、コヒーレンシーを考慮した光学系の結像性能評価を目的
とすれば、これらの計算方法を役立てるためには、特に結像に重要な役割を果たす、或い
は結像性能を表現するのに代表的な周波数に注目して非常に基本的な、周波数成分のごく
限られた周期構造を持つ物体を考慮すればよい。
例えば、正弦波格子である。その振幅透過率は一次元的に
x
方向について、