
           
dSdddS
coscos    (2)   
        
となる。図2の様にそれぞれに向かう光線を書き入れると、光源と受光面の役割を入れ替
えても方向は変化するが、光線経路は変化しないことがわかる。 
ここで、光源がこの様に輝度 B で一様に光っているとすれば、受光面積 dS’に到達する
光束dΦは 
 
           
 dBdSd
cos            
 
(2)式から放射束は一定となり、 
 
           
 dSBdd
cos     
        
微小受光面上の照度dE’を考えれば、 
 
            
dB
Sd
d
Ed
cos     (3) 
 
となる。従って微小光源面が連続的に多数存在してそれらがdS’を照らす場合にはそれぞれ
の光源面に等微小立体角dΩ‘を張るように光源面全体を細分化して(統合光源面が平面
である必要は無い。(3)式には輝度と、立体角と、そして受光面から光源素を見込む角度し
か現れていないので)  上記受光面上の照度は 
 
             
dBE
cos     (4) 
 
として微小立体角で積分する形で得られる。光源の形状に依存せず、光源を見込む角度と
輝度分布ですべてが決まってしまうことになる。 
もし輝度が一様な統合光源であれば 
 
            
dBE
cos     (5) 
 
と、より簡潔な形になる。