= ∑
{sin +
cos
+ cos +
sin
}
=∑
cos
・sin +
+ ∑
sin
・cos +
(10)
ここで(1)(2)式にある様に
= ∑
cos
= cos (1’)
= ∑
sin
= sin (2’)
と新たな時間変化に対して一定な、波動を便宜的に考えた場合(ここでの新たな波動式の ch
直感的イメージは掴みにくい。しかし、それぞれの単独波動の振幅と位相のみにより、合成
されて決まる、新たな波動が表されていることには違いないので(1’)(2’)の様に表現
可能である。また、そこから A、εが得れることに大きな意味がる。波動の合成を考える場
合には重要な考え方である。)、
= cos ・sin +
+ sin・cos +
(11)
或いは
= ・sin +
+ ・cos +
(12)
である。これら基本波動に時間、初期位相による係数が乗じられて、折々の振幅が決まる。
その(11)式より、三角関数の性質から
u
の最大値は Aである。よって時間に対して不
変な、ここで考えている干渉による最大振幅は(1’)(2’)式における Aによって表され
ることになる。従って、時間に依存しない構造における最大強度は、
+
= cos
+ sin
=
(12)
と、(3)式の通りである。本連載前回 79 回の(15)式、以下(79-15)式と表そう、もこの考
え方の上に成立している。
また、この時の位相εは、以下の関数から求められる。