LED 照明ノーツ 40 ver.1.1
レンズ、ミラーなどの曲面の表示方法 1
<回転対称 2次曲面>
ここでは、レンズ、或いはミラー等における、光軸に対して回転対称性のある曲面(最も
一般的なのが球面)の光学設計や、製造に際しての汎用的な表示方法について解説させてい
ただく。レンズなどをコンピュータ上で、そして図面上で表現する場合には重要な内容であ
る。
1. 回転対称2次曲面
光軸を
x
軸として、原点に接し、光軸を回転対称軸とした回転対称 2 次曲面を、
曲率半径
r
を用いて、
-(1)
と表わせば、=1 の時は(1)式は、
―(2)
となり、球を表わす。(図1a)
2
22
2
rzyr
x
222
2rzyrx